Good Example

Pick the Winner

第85回優駿牝馬(オークス)

桜花賞を勝ったステレンボッシュ
エピファネイア菊花賞、JC)
母父ルーラーシップQEII Cup
母母父ダンスインザダーク菊花賞
牝系ウインドインハーヘア Wind in Her Hair
で、字面だけなら桜花賞よりどうみても2400が向きそうに見える。
成長力という点で遅めの完成だから、エピファネイアダンスインザダークもダービーは2着、ルーラーシップは5着。
阪神JFでは中距離の馬にも向く展開やペースになったことも大きいが、同じようなペース配分でアスコリピチェーノを差し切った桜花賞は完成度の高さがうかがえた。

 

どうみてもオークス向きの1番人気が、このまま2400も鮮やかに勝つのだろうか。

 

東京2400で勝つにはどういったレースでもだいたい早い上がりが必要になる。
古馬戦になるほど道中のペースは上がるので力のない馬は振り落とされていき、なおかつ最後の長い直線で早い上がりを要求されるまさにチャンピオンを決めるコース。

 

勝負を仕掛けるのは4角の残り800。
この残り800の適性。

 

現3歳の2歳戦、芝1600以上のレースのラスト4ハロンに注目すると
東京 1800 アイビーS ダノンズエアロック(45.1)
新潟外1800 未勝利 チェルヴィニア(45.2)
東京 1600 新馬戦 ボンドガール(45.4)
京都内1600 新馬戦 タガノエルピーダ(45.5)
東京 1600 アルテミスS チェルヴィニア(45.6)

 

現3歳の3歳戦、芝1600以上のレースのラスト4ハロン
東京 1800 共同通信杯 ジャスティンミラノ(45.3)
阪神外1600 アーリントンカップ ディスペランツァ(45.3)
京都内2000 あずさ賞 サブマリーナ(45.3)
京都外1800 つばき賞 メイショウタバル(45.4)
京都外2200 京都新聞杯 ジューンテイク(45.6)
阪神外1600 桜花賞 ステレンボッシュ(45.9)
東京 1600 クイーンカップ クイーンズウォーク(46.0)
京都外1800 あやめ賞 ナムラフッカー(46.0)
東京 1600 NHKマイルカップ ジャンタルマンタル(46.1)

 

距離もコースもばらばらだがラスト4ハロンの早さだけならこうなる。


この中で気にしたいのはチェルヴィニア
45.2の計時は新潟コースだが、ボンドガール戦の時計0秒1差、上がり差0秒4差の2着馬でもあり、このレースは稍重だったことも加味すれば十分早い。ステレンボッシュを負かすならこの馬か。東京2400大得意なルメール騎手の復帰も追い風。